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ニキビ(尋常性ざ瘡) - 東京ビジネスクリニック グランスタ丸の内 - 東京駅 外国語対応

ニキビ治療に関するQ&A

Q:そもそもニキビって、何ですか?

ニキビとは、皮脂腺の慢性的な炎症です。
通常、皮脂腺から分泌された皮脂は、毛穴から排出されるのですが、何らかの原因で角質が増殖したりすると皮脂が排出しきれずに毛穴が詰まってしまいます。
詰まった皮脂が酸化され、アクネ菌が繁殖し、さらに炎症が悪化した状態がニキビです。
アクネ菌(ニキビの原因菌)は皮脂を栄養にして増殖し、ポルフィリンという物質を排出します。ポルフィリンに紫外線が当たると活性酸素が発生します。
活性酸素は炎症を悪化させるだけでなく、メラニン色素の生成をうながしシミの原因にもなります。
ニキビの場合、炎症が治まっても「ニキビ跡(ニキビ痕)」や色素沈着を起こすため厄介です。

Q:にきびには、どんな症状がありますか?

にきびの最初の症状は、面皰(めんぽう)という皮脂が毛穴にたまった状態です。
毛穴の先が閉じている白にきびと、毛穴の先が開いている黒にきびがあります。
面皰が炎症をおこすと赤いぶつぶつ(丘疹(きゅうしん))となり、さらに炎症が進むと膿がたまったぶつぶつ(膿疱(のうほう))になります。
さらに炎症がひどくなると、皮膚の下に膿がたまった袋ができたり(嚢腫(のうしゅ))、硬く大きく触れる状態(硬結(こうけつ)あるいは結節(けっせつ))になったりします。
炎症が治まって平らになっても、赤み(炎症後紅斑(えんしょうごこうはん))が一時的に残ります。
この赤みは時間とともに消えますのでご心配ありません。
しかし、炎症が強いと、盛り上がったケロイド状の痕(あと)(肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん))やへこんだ痕(陥凹性瘢痕(かんおうせいはんこん))が残ってしまうことがあります。
実際のにきびの症状は、面皰や丘疹、膿疱、炎症後紅斑などが混じっています。

Q:にきびは、どうしてできますか?

にきびは、皮脂(皮膚のあぶら)の分泌が多いことと毛穴の先が詰まることで、毛穴の中に皮脂がたまることで始まります。この状態が面皰(めんぽう)です。
面皰の中は、皮脂が豊富で酸素が少なくアクネ菌(Propionibacterium acnes)が増えやすい環境にあります。
アクネ菌はどんな毛穴にもいる常在菌ですが、数が増えると炎症を起こして赤いぶつぶつしたにきびや膿がたまったにきびを引き起こします。
強い炎症を生じて、毛穴の周りの皮膚に障害を与えると、ケロイド状に盛り上がったり凹んだりして瘢痕(はんこん)を残します。

Q:月経との関係は?

にきびは性ホルモンの影響を受けます。月経周期にあわせて性ホルモンのバランスが変わるため、「大人のにきび」の女性患者では、月経前ににきびの悪化がみられます。
しかし、思春期の患者さんでは、必ずしも月経周期とにきびの症状に関係はないようです。

Q:ニキビと吹き出物って、違うのですか?

思春期にできるニキビ、いわゆる「大人ニキビ」や吹き出物というのは、すべて皮脂腺の炎症ですから、同じものと考えられます。
治療法も基本的には変わりません。
思春期にニキビができやすいのは、ホルモンの関係で皮脂腺の活動が活発になるためと、角質が厚くなり毛穴がつまりやすくなってしまうためです。
大人のにきびは、女性に多く、悪化因子としてストレスや睡眠不足、生活の不規則、不適切なスキンケアなどが見られます。
また、思春期と比べると乾燥肌の方が多いため、治療の副作用軽減のために保湿剤が必要になる場合があります。
無月経が続いていたり、毛が濃くなったりしている場合には、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)によるホルモン異常があることもありますので、医師に相談してください。

Q:保険の効かない治療はどうですか?

保険適応のない治療としては、経口避妊薬や抗男性ホルモン薬のほか、様々な自家製剤(病院で作っている薬)の塗り薬があります。
また、ケミカルピーリングや光線療法、レーザー治療なども行われています。
これらの中で選択肢の一つとして推奨されている治療はケミカルピーリングのみです。
そのほかの治療は日本における効果や安全性が十分に確認できていないため、日本皮膚科学会のガイドラインでは推奨していません。
まずは、保険適応のある標準的な治療から始めることをお勧めします。
保険の効かない治療を受ける場合には担当医から治療に必要な期間、費用、期待される効果と予想される副作用などについて十分な説明を受けてください。
当院ではこのような治療は行っておりませんので、治療を希望される場合は治療を行っている医療機関へご相談ください。
※当院では、レーザー、光治療、ピーリングなどの自費診療は行っておりません。
※「ビタミン剤でニキビが改善する」というエビデンスはなく、当院ではニキビの治療薬としてビタミン剤は処方しておりません。

Q:抗生物質を長く飲んでも大丈夫ですか?

赤いぶつぶつや膿を持ったぶつぶつがたくさんある場合に抗生物質の飲み薬を使います。
抗生物質の内服期間は副作用や薬剤耐性の理由から長くても1ヵ月程度までに留めるべきですが、実際にはそれぞれの方の症状によって異なります。医師と相談しながら決めてください。
赤いぶつぶつしたにきびや膿をもったにきびの症状が軽快した後は、抗生物質の飲み薬は中止し、アダパレンという塗り薬をつかって良い状態を維持する治療を続けます。
抗生物質の長期内服の問題点として、抗生物質の効かない菌が増えてくることがあります。
抗生物質の投与期間を短くするために、良い状態を維持する治療が重要です。
少し良くなっても1年くらいは通院を続けてください。

Q:背中にきびも治りますか?

はい、治ります。
背中ニキビが治りにくい理由は二つあります。
ひとつは皮脂腺の数が多いこと。
二つ目は皮膚が厚いこと。
塗り薬で皮脂腺や皮脂腺の炎症を抑えるのはなかなか難しいものです。
一方、ホルモン療法であれば、炎症の原因である皮脂量そのものをコントロールできるので、文字通り体の内側から治すことが可能です。

Q:よく自分で潰してしまいます

にきびをさわること、潰すことは、にきびにとってよくありません。
頬杖をついたり、どのくらいあるかを確かめるためにこすったり、膿を出すために押したり、つついたりすするのは避けましょう。
また、いつも触っていると、もともとあるにきびがよくならないだけでなく、新しいにきびができる原因にもなりかねません。

Q:潰すのはどうしていけないのですか?

にきびの本質は毛穴に皮脂が溜まっている状態です。
膿を押し出しても皮脂がのこっていると炎症は治まりません。
医療機関では針で皮脂の出口を作り、中心に穴が開いた道具でにきびの周りを押して、皮脂を押し出します。
自分で潰しても皮脂を上手く押し出すことができません。
中途半端ににきびを押すことで、かえって炎症が悪化してしまうこともあります。

Q:不潔だからにきびができるのですか?洗顔方法は?

にきびは不潔にしているからできるわけではありません。
毎日、余分な皮脂や汚れを落とすために洗顔は必要ですが、強くこすったり、1日に5回も10回も洗顔したりする必要はありません。
このような洗顔法では炎症がおきて、にきびは悪化します。
洗顔は1日2回洗顔料(洗顔石鹸など)をよく泡立てて、手で優しく洗い、十分な水で洗顔料を洗い流してください。洗顔料はにきび用のものをお勧めします。
洗顔後に乾燥が気になる場合には、保湿用の化粧品や保湿剤を併用してください。
また、にきびがあるから化粧をしてはいけないということはありません。
しかし、赤いにきびを隠すために、にきびの上にファンデーションやコンシーラーを塗り重ねることはお勧めできません。
ファンデーションは薄くし、アイメイクやリップメイクを強調することで、にきびが相対的に目立たなくなるようにするのがいいでしょう。
1日の活動が終わったら、クレンジングをしてきちんと化粧を落としてください。
オイルクレンジングをしてもかまいません。
そのあと必ず洗顔料をつかったダブル洗顔をしてください。
すすぎを十分にすることも大切です。
特に生え際や顎は、化粧が残らないように念入りに洗ってください。
メイク落としは、オイルクレンジングでも構いません。
その後、洗顔とすすぎをすれば、オイルは肌に残りません。

Q:スキンケアはどうしたらいいですか?

1日2回、洗顔料で洗顔し、基礎化粧をする習慣のある場合には、化粧水などを使った基礎化粧をしてかまいません。
基礎化粧品はノンコメドジェニック、あるいはハイポコメドジェニックと明記されたものがいいでしょう。
にきびが出来る方の7~8割の方が乾燥肌(特に20代以降)を伴っているとの統計もあるようです。
洗顔後に保湿をしっかり行うことで、角栓形成の予防となり、各種外用剤治療も行いやすくなります。
デュフェリンゲルなどの副作用(乾燥、赤み)を軽減させるためにも保湿はしっかり行いましょう。
乾燥肌の場合や治療によって乾燥が生じる場合には、保湿をしてください。
保湿剤も、ノンコメドジェニックあるいはハイポコメドジェニックと表示してあるものがおすすめです。
日焼け止めについては、将来の発癌予防の観点から使用をおすすめしています。
特に、にきびの治療で肌が乾燥しがちな方などでは、強い日焼けによって治療による副作用が強く出る場合がありますので、屋外の活動が長くなったり、海や山に出かける場合には必ず日焼け止めをご使用ください。

Q:自分でできるニキビケアってありますか?

ニキビの悪化原因にはさまざまなものがありますが、
主なものとして1)ストレス、2)紫外線、3)タバコなどが挙げられます。
また、食事に関してですが、現在のところ、チョコレートやケーキ、ピーナッツなどの食べ物とにきびの因果関係はわかっていません。
一方で、特定の食べ物をとるとにきびがよくなるという話もありません。
例えば、チョコレートを食べると悪くなる人はチョコレートを控えるようにしてください。
しかし、チョコレートもケーキもピーナッツも一切食べてはいけないということはありません。
やみくもに制限することなく、バランスの良い食事をとるように心がけてください。
睡眠ですが、にきびの重要な因子である皮脂の分泌はホルモンによって制御されています。
ヒトのホルモンには朝と夜で分泌バターンが変わるものがあり、睡眠不足や日中逆転の生活などは、ホルモンのバランスが崩れるのでにきびの悪化因子となる可能性があります。できるだけ規則正しい生活を心がけましょう。
1)ストレス:ストレスは男性ホルモンの分泌を増やし、刺激された皮脂腺は皮脂の分泌を増やします。
2)紫外線:上述したように、ニキビは紫外線で悪化します。日焼け止め、日傘で紫外線防御を心がけてください。
3)タバコ:タバコはビタミンCを大量に消費してしまいます。タバコを一箱吸うと、体内のビタミンCの3分の1が失われてしまいます。また、タバコに含まれるニコチンは末梢血管を収縮させます。皮膚は栄養不足、酸素不足になり、顔色が悪く見えてしまう、と言う欠点もあります。

以上、出典:皮膚科Q&A(公益社団法人 日本皮膚科学会より)
https://www.dermatol.or.jp/qa/index.html

Q:治るまでにどのくらいかかりますか?

効果のある薬剤はわかっていますが、ニキビができる原因は複数の要因が関わっているとされるため、薬物療法だけで治癒しない場合が少なくありません。
原因となっている、睡眠不足や食生活、ストレスなど日常生活の見直しが必要となってくることもあります。
急性期の強い赤みや膿が溜まっている場合は、適切な治療を行えば1ヶ月以内で赤みを伴う炎症は改善することが期待できます。

Q:ニキビの外用薬の使用禁忌は?

妊婦、妊娠の可能性がある方は産婦人科の主治医にご相談下さい(安全性が確立されていないため)。

Q:何歳から外用薬や内服を使用できますか?

外用:12歳未満の小児に対する安全性は確立されていません(使用経験が少ないため)。
内服:ミノサイクリン、ドキシサイクリン8歳未満は原則使用しないことになっています。

Q:抗生剤の内服で早く直したいので処方してください。

治療の基本は外用薬ですが、赤みが強い場合や膿が溜まっている場合は、1〜2週間程度、最長4週間程度、内服抗生剤を併用することがあります。当院では、ガイドラインに従い、ミノサイクリン、ドキシサイクリン、ロキシスロマイシンの使用を推奨しております。

Q:ビタミン剤も一緒に処方してもらえますか?

医学的に効果があることは実証されておらず、当院ではニキビの治療薬としてビタミン剤は推奨しておりません。ただし内服による副作用等の弊害もないため、希望があれば保険診療の範囲内で処方しております。

Q:外用薬を塗ったら赤くなってヒリヒリ痛いのですが、これは副作用ですか?

ディフェリン、エピデュオゲル、ベピオ、デュアックは、特に使用初期において皮膚のただれや発赤が起こりやすい薬です。これは副作用ではなく、ピーリング効果を持つ薬の作用そのものです。当院では、初回使用時や前回使用から時間が開いている場合には、少量からの使用、一日おきなど頻度を開けての使用、保湿ローションを塗布した上からの使用等を勧めております。


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